カスタムナイフの仲間達とナイフショー

私は年に数度ある東京のカスタムナイフナイフショーに出展します。
制作したナイフの出品が目的ですが東京に行くもう一つの理由は、ナイフメーカーたちとの交流です。
仲間が集まり、ナイフ談義に花が咲きます。酒が入るので、バカ騒ぎもします。
しかし、みんなでナイフの現状や未来を語り、また技術的な話などをして、交流を深めています。






        梶村康太くん
仲間内では若手のメーカーです。
基礎がしっかりしていて、ラブレスナイフを
きっちりと作り上げる実力派です。

独特な風貌で、たたずまいは欧風?
なんて言われたこともあります。
ナイフ作成の工房も建築し、これから
どんどん新しいナイフが出来上がっていくことでしょう。

 相田義人さん

カスタムナイフの師匠です。
自分の中ではどうしても譲れない「師匠」なんですが、
ご本人はそう呼ばれるのをなぜだか嫌います。
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三浦美千男さん
仕事柄、専門的な知識を持つメーカーです。
最近は仕事で忙しいようで、
なかなか会えません。
JKGショーでも賞を取るなど、腕前は確かです。
  
   奈良定守さん
日本では数少ないフルタイムのナイフメーカーです。
アユ釣り名人?と言われています。
ナイフの世界に突然入り、フルで頑張るその態度には、
みんなが脱帽しています。
ラブレススタイルにとどまらず、
個性的なナイフも作成します。



重野守くん
丁寧で、絶対に手を抜かない緻密な仕事をします。
海外からも注目を集めています。
多岐にわたり知識が豊富で、いつも感心させられます。
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高本龍雄さん   
とても温厚で控えめな人柄にいつも癒されます。
人柄がナイフに良く表れ,
とても暖かいナイフを作ります。
刺激を受ける作品を作るメーカーです。
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相田さんとラブレス氏のお若い頃です。
私にとってラブレス氏は私の大師匠なのです。
と、勝手に思っています。
ラブレスと師匠のこと

ストック&リムーバル(削りだし)の工程を確立しカスタムナイフを世に出したのがボブ・ラブレス氏です。
ナイフメーカーの殆どが使っている,ナイフを作るマシーン「バーキング」の設計者もラブレスです。

そして私がナイフを作り始めて、初めてバーキングでの作成の手ほどきを受けたのが相田義人さんです。
ラブレス氏から世界で唯一ラブレスと同じ「リバーサイド・ウエスト」というの刻印を許されている方です。
若い頃に教えを請い,ラブレス工房に通い続け,世界でもトップクラスのカスタムナイフメーカーになられました。

相田さんとは平成3年に岡山の今は無きナイフ店「西崎刃物店」でのナイフショーで初めて出会いました。
ナイフ界の雲の上の存在の人に会って、緊張して、話しかけるのも怖かったです。
バーキングの使い方が分からないため、いろんな質問をしたり、削り方を教わったり。
その都度、適切でとても丁寧な説明をしてくれました。
その技を盗みながら、数十本作った後の私の作品を見て、
JKGのナイフショーへの出展を薦めてくれたのです。それがナイフショーへの初めての出展でした。
その後も何度となく教えを請い,現在まで大変お世話になっています。

私が東京に行くときは必ず工房に押しかけたり、行きつけの居酒屋で飲んだくれたりします。
話題が豊富で、今までに経験してきたナイフ以外の出来事でも繊細に、ユーモアを交えて話をしてくださいます。
いつも聞き入ってしまいます。偉そうなことを言わない、裏の無い人です。

ある日、相田工房に行った時の事です。
机の上のシャープペンシルに「ラブレス」の名前が刻印されているではありませんか。
まさかと思い訊ねてみると、ラブレスからの頂き物で、ラブレスの手作りという。なにぃ〜。ラブレスはナイフだけじゃないのか。
見れば見るほどしっかりとしたペン。指にしっくりとくっつくような彫り。形状も程よくくびれていて、芸術の粋に達しています。
ラブレスは、これを作るためにヨーロッパから専用機械を空輸して手に入れたといいます。
実は拳銃、飛行機、何でも作っちゃうそうです・・・・・。さすが、ナイフ界の神様。神様は何でも出来ちゃうんですね。
ちなみにラブレスのトレードマークとなっている帽子は奥様の手作りだそうです。その奥様は、なんと日本人なのです!

そんなラブレスでしたが2010年9月2日の午前(現地時刻)にご自宅で逝去されました。
1929年1月(昭和4年)オハイオ州に生まれ、享年81歳でした。
ラブレスの功績を偲び、ご家族に心からのお悔やみを申し上げます。


ナイフショーへ是非お越し下さい。


日本では各地で様々なナイフショーが行われています。
ナイフメーカー達が作品を持ち寄りテーブル上に展示,お客様と直接お話しして販売の交渉もします。
外国からもお客様がいらっしゃることもあります。
NAPIは主に東京の3つの大きなショーに出展しています。

ショーに来ていただいたら、まずは、すべてのテーブルをご覧ください。
気に入ったナイフがあればメーカーと鋼材、使用目的等しっかり話し合って下さい。
さらに値段交渉をもすればいいと思います。
オーダーの際は信頼のできるメーカーを選び、お客さまが使うフィールド、目的にあった要望を出し、
さらにデザイン・鋼材・ハンドル材・価格等細かいことまでゆっくり話し合ってください。



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